「あずささん、次は、あの、おしりと腰のマッサージなんで、うつ伏せになってもらえますか?」
「んー、はーい。……んしょ、と。」
ボクが立ち上がり、一旦あずささんから離れると、
あずささんは肘で上体を持ち上げてから、体勢をうつ伏せに変えた。
「はい、どうぞー。ふふっ……。」
何が可笑しかったんだろう?
あずささんは組んだ両腕に顔を埋めるように置いてから、
ボクを促すと、少し笑ってた。
まあ、あずささんはぼーっとしてたかと思うと、急に思い出し笑いを浮かべる、
しかも、その理由を聞いても、何が面白いんだかさっぱり分らない、
なんてことがしょっちゅうある人だから、気にしないどこう。
ボクは膝立ちであずささんの両足を跨ぐ。
下を向くと、目の前に真っ白なあずささんのおしり。
背骨の下端を頂点とした、逆さまの大きなハート型。
染み一つない二つのお肉は、この間プロデューサーさんに連れて行ってもらった
レコード会社の立食パーティーに出されていた、バニラ味のババロアに似ているかも。
……おいしそう。
って、人のおしりを見ておいしそうってのはおかしいじゃないか!
ボク、さっきから、なんか変だよおー。


両手の親指の先から手の平の下部を、あずささんのおしりのお肉の下側のラインに当てがう。
そのまま、上へ向かって摩り上げたその時、
「あん…く…ん。」
あずささんが軽くうめき声を上げた。
「あ!痛かったですか?」
「ううん。違うの。大丈夫よー。」
あずささんはそう言ったけれど、多分、痛かったんじゃないかな?
勿論、ボクはそんなに強い力を込めた訳じゃない。
ボク達の新曲「エージェント夜を往く」みたいなアップテンポの曲でしっかり踊ると、
脚は当然、おしりの筋肉もかなり使うんだ。
そうだ、そのことを教えてあげたら、あずささんの自信になるかも。
「すみません。
 でも、おしりの筋肉が痛いってことは、正しい身体の使い方が出来てるってことなんですよ!
 だから、あずささんもこれからダンスが上手くなりますって。」
「あらー、そうなのー?もし、そうだったら嬉しいわねー。
 じゃあ、おしりは念入りにお願いしちゃおうかしらー。」
よかった。言ってみて正解だったよ。へへっ。
「わっかりましたー!じゃあ、痛いかもしれないですけど、ちょっとガマンしててくださいね!」
そう言って、ボクはあずささんのおしりを再び摩り始めた。

マッサージを続けつつ、ボクは気を良くした勢いで、あずささんに聞いてみた。
「あのー、どうしたら、あずささんみたいに、女らしい体つきになれるんですか?
 ボク、胸も小さいし、身体も細くてメリハリないし、脚もおしりも腕も筋肉が浮いちゃって固いし…」
言ってて、自分で悲しくなってきたよ…。ううっ。
「あらー、なんでそんなこと聞くのかしらー?
 私は、真ちゃん、すごーく素敵だとおもうんだけどな〜。」
「それって、男っぽい『カッコいい』って意味で、じゃないですか!?
 あずささんには男の人からファンレターがいっぱい届くのに、
 ボクに届くのは女の子からばっかりで、それも『真王子様!』なんて書いてあるし、
 別に、女の子のファンが嫌いとか、要らないってことじゃないですけど、
 ボクは、もっとこう、女の子らしく、かわいくって、きゃぴきゃぴってアイドルになりたいんです!
 王子様じゃなくって、お姫様がいいんです!!」
ちょっと興奮して、捲し立ててしまった。別にあずささんは悪くないのに…。
「……………う〜ん。真ちゃんて、幾つだっけ?」
両腕の間に埋めていた顔をボクの方に巡らせて、あずささんが尋ねてきた。
「もうすぐ十七ですけど、十六です。」
「でしょ〜?まだ十六歳なんだもの〜、
 これから磨けばー、いくらでも女の子らしくなれるわよ〜。
 自分の女の子っぽい所をたくさん見つけたりー、
 女の子にしか出来ないことをいーっぱいやっていけばー、ふふっ、
 真ちゃんは、絶対かわいい女の子になると思うわ〜。」
「ホントですか!?」
嬉しい!
生まれてからずっと、親父には「男らしく」って育てられて来たボクが、
ラブレターもバレンタインのチョコも女の子からしか貰ったことないボクが、
女の子らしくなれるって言ってもらえるなんて!

「でも…、『女の子しか出来ないこと』って、具体的に何をすれば…?」
ボクの喋り方が女の子らしくないのは分ってるけど、他には……服?アクセ?お化粧?食べ物?
なんて、考えを巡らせていると、
「そうね〜?取り敢えずー、『女の子らしくなるマッサージ』
 って言うのはどうかしら〜?ふふっ。」
あずささんが、ボクの想像だにしなかったことを言った。
「!?そんなマッサージがあるんですか?」
「あーるーのーよ〜!
 そうねー、疲れを取るマッサージしてくれたお礼に、
 今度は、私が真ちゃんにそのマッサージをしてあげるわー。ふふっ。」
うわー。そうしたらボクもあずささんみたいなプロポーションになれる!?
「さ、じゃあー、ちょっと後ろを向いてー…。」
「あ、でも、まだあずささんのマッサージの途中ですよ…。」
早く『女の子らしくなるマッサージ』ってヤツを受けてみたいけど、
やっぱり、中途半端はよくないよね。
ところが…
「え!?あ、あー。わ、私はもう大丈夫よー!
 えーっと、ほら、疲れてたのは下半身だったのよー。
 真ちゃんが言ったみたいに、きちんと踊れてたってことかしらねー、ふふ、ふふふふふー。」
あずささんは、もう充分だと言う。
それなら、お言葉に甘えちゃおうかな。
「そうですか。じゃあ、お願いします。へへっ。」
そう言って、ボクはあずささんに背中を向ける。
あずささんはボクの二の腕両方ともを掴んで、
「はーい、まずはー、こうして腕を後ろにまわして、両手の指を組んでもらえるかしら〜?」
軽く背中の方へと引っ張った。
ボクは言われた通り、後ろ手に指を組む。すると…
ぎゅっ。
へ?
この感触は、タオル?
で、縛られたの?手首を?
ええええええええええええ〜!?


あずさ:うふふ・・戻りましょうー真ちゃん♪ まだ・・したいのー? 動画 アダルト動画 ライブチャット