「それでは今月の特集曲、三浦あずさの『9:02PM』をお送りいたします。あずさちゃん
は本日産教大学で開催されたコンサートに出演していたそうですね。
私は残念ながら仕事で行けなかったんですが行かれた方、どうだったでしょうか?
まだまだメッセージは受け付けておりますので行かれた方の感想もお待ちしてます。
そしてなんと、彼女は明日の『デイライトバルコニー』でゲストに来ていただけるそうです。
番組宛に応援メッセージやご質問、どんどん送ってあげてくださいね」
 ここはある地方のホテルの一室。あずささんと俺は産教大学が学園祭の催し物として
企画したコンサートのため東京を離れて新幹線ではるばる遠い地方に来ていた。
俺が手塩にかけて育て、楽しい思い出を積み重ねてきた甲斐あってあずささんはこっちでも大人気だった。
コンサートは大盛況のうちに終わり、また新しくファンを獲得することに成功した。
一地方のFM局とは言え、こうしてラジオで1か月通して何回も「9:02PM」を流してもらえることになっていることを知って、プロデューサーの俺としては嬉しい。
「いや、でもこれは一つの通過点だ。これで満足する訳にはいかん。俺はきっとあずささんをトップアイドルにしてあげるぜ」
しかも大学側の(俺にとっちゃ嬉しい)手違いでホテルの部屋の空きがなくて、あずささんと俺は一緒の部屋で寝るというおまけも付いていた。
まあ普段からごく紳士的に接していて、あずささんからは全面的に信頼してもらってる俺だから別に嫌な顔はされ
なかったんだけど。
あずささんは鼻歌を歌いつつ浴室でシャワーを浴びていて、俺は窓の外のイルミネーションも美しい夜景を見ながら冷蔵庫のビールを飲んでいる。
ラジオからあずささんのしっとりした歌声が流れ出した。うーん、ひいき目なんて抜きでいつ聞いてもあずささんの歌は惚れ惚れするね。これならトップアイドルに十分なれるだろうさ。
「そうとも、今こそまだ武道館でコンサートってレベルには程遠いけど、俺の実力を持ってすればそれも夢じゃない。カーネギーホールにだって立たせてみせらあ!」
ホテルに戻ってから3本目の缶ビールを空けて、この時から調子に乗りすぎてたなと今となっては赤面の至りなのだが、俺は立ち上がって腕を振り上げ、窓の外に向かって
某国の独裁者のような格好でそう叫んでいた。
「プロデューサーさん、お風呂空きましたよ…って、どうされましたか?」
ガチャリと浴室の扉が開いて、俺の後ろから聞き慣れたのんびりした声。俺は思わず振り向いて手と首を激しく振った。
「い、いやあななななんでもないですよあずささん、ここから見える夜景はきれいだなーって感動して…はっ」
次の瞬間、俺は息を飲んだ。長い髪をタオルでまとめ、裸にバスタオルを巻いた風呂上がりのあずささんのお姿のなんと美しいこと。
「ええ、きれいですよ夜景は…でも……」
「プロデューサーさん、どうかされたんですか?」
酔っ払ってハイテンションになっている俺にきょとんとしているあずささん。
「あずささん、あなたは更に美しく輝いてますっ!」
俺はその場の勢いに任せてバスタオル姿のあずささんに抱きついていた。
「きゃっ、プロデューサーさん…んふっ?!」
そのままあずささんの口を塞ぐように、俺はあずささんとキスを交わした。


あずさ:も、戻ります〜・・・(恥ずかしいらしい) 動画 アダルト動画 ライブチャット